厳冬期・伊吹山
01/09のこと。
厳冬期の伊吹山へ登った。
思えば一昨年に雪山の伊吹山に興味を持ったものの、ネット上に投稿された写真を見るととんでもない急登を登っている写真ばかりで、自分が登れるイメージが全く出来ないでいた。それが昨年から雪山に通い始め少しずつ登山レベルも上がったのか、今年は「イケる気がする」ので行った次第である。
8,9合目あたりの急登は、10歩進んでゼェハァゼェハァ…また10歩進んでゼェハァ…となるくらいの斜度だった。あまりにも暑くて手袋無しでピッケルを握っていた。そうして登った所は樹氷やスノーモンスターのいる別世界が広がっていた。心配していた急登は1度無雪期に登っているのもあってか、さほど恐怖心は感じなかった。多くの人が登っていてコンディションも良かったので、しっかり踏み固められた階段が出来上がっていたのも大きい。
山頂に到着。
風を凌げそうな物陰で昼食をとったが、次第に人が少なくなってきたのと、寒さで急に心細くなり食べ終わってすぐ下山を開始した。
今度は急登を下る。モフモフとした雪を踏みながら下るので、ピッケルよりストックが良いかなと交換した直後、ズルっと滑って尻もちをついたと思ったらそのまま滑ってしまった。仰向けに滑り始め、これは止まら無さそうだと思って急いでうつ伏せになり、必死で指で斜面を掴むようにしてなんとか停止。5m程滑落してしまった。周りに人が居なくて巻き込まなかったのが不幸中の幸いだ。急いで再度ピッケルに持ち直して慎重に下山した。
色々反省すべき点がある山行となった。
徳蔵山・伊吹山 / もろみさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
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