使う前に割れたお皿を現代的金継ぎで直す

平安蚤の市で購入したお皿が帰宅するまでにリュックの中で割れていた。3,000円くらいしたので、そうそう捨てるわけにもいかず、直せないかと調べてみると金継ぎという方法で直せるらしいと分かったがどうも敷居が高そう。もう少し調べてみると現代的な金継ぎの方法を見つけたので、試してみることにした。詳しいやり方は参考にした以下のサイトを見てください。

参考:デフラグライフ – 安全・簡単格安DIY 現代的”金継ぎ”食器修理のやり方

用意するもの


金継ぎ

割れてしまった状態。細かい欠片も集めた。

金継ぎ

接着剤(タイトボンド)でくっつける両方の破片に塗って8分待ってから貼り合わせる。8分待つことで粘りが出て、しっかり貼り付けやすい状態になった。

金継ぎ

組み立てたら15分待つ。

金継ぎ

最初、金継ぎではなくお皿と同じ色で塗ろうと思って買った写真左の絵の具。右はタイトボンド。

金継ぎ

しかし試しにステンレスのバットに塗ってみると、写真の右側にある鮮やかな水色が出た。全然色が違ったため、金継ぎっぽく金色の絵の具を使うことにした。

金継ぎ

細かい破片はもパズルのようにハメていくと全て埋めることができた。15分以上乾かしてからはみ出た接着剤を爪でカリカリっと剥がしていく。

金継ぎ
24時間でいいところを忙しかったので何日間も放置。特に裏面に接着剤の残りが激しいので、激おち君で磨いたが落ちないので、結局爪でカリカリ削った。

金継ぎ

水を入れてみたけど大丈夫そう。

金継ぎ

と思いきや裏側に水シミのような跡ができた。見なかったことにしよう。

金継ぎ
いよいよpebeo ゴールドライナーで金継ぎだ。

金継ぎ

キャップを開けると先端はこのような感じになっているので、お皿に直接塗っていく。

金継ぎ

塗り終わった。どのくらい絵の具を盛って良いのかわからなかったが、薄いと継ぎ目がハッキリ見えるのでできるだけ盛って塗った。絵の具(ゴールドライナー)の説明には3-5日自然乾燥させるとあるが、参考にしたサイトにはジップロックに乾燥剤と一緒に入れて24時間とある。ジップロックに入れると絵の具がジップロックに付きそうなので、自然乾燥させることにした。忙しいので一週間以上乾燥させ、オーブンレンジで余熱無し150℃で35分焼いた。焼く事で絵の具が定着するようだ。

金継ぎ

割れていないお皿との比較。結構良いんじゃないか。

金継ぎ

結構絵の具を盛ったからか、ところどころがプクプクっと泡のようになっている部分があるが、自分でやったので何も気にならない。その後何度も食洗機(洗浄・乾燥)や手洗いをしているけれど水漏れも不安定な感じもなく普通に使えている。お気に入りのお皿が割れてしまった時は、捨てる前に試してみてほしい。

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