雪の武奈ヶ岳を目指すも御殿山までで撤退
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12月29日のこと。
年末年始の休みの始まり。寒波の影響で比叡山も愛宕山もどこの山も雪化粧している。天候も安定しているようなので、早速武奈ヶ岳に向かったら途中で車のエンジンが止まった。詳しくは以下の記事を見て欲しい。
色々あってなんとか再始動した車で登山口のある坊村に到着。ここから見ると全くもって雪がない。雪の心配をしながら11時頃に坊村ルートからクライムオン。今回はソロである。
冬靴のソールが硬いからか、靴を買って慣らしをせずに履いているからか、1ヶ月以上山に登っていない運動不足からか、はたまた全部が原因なのかめちゃくちゃ足の裏が痛い。30秒おきくらいに立ち止まってしまう。グーッと力を込めて疲れた様な痛さで、体重を掛けなければ徐々に治るので騙し騙し登った。
辛い辛い最初の登りを抜けた辺りから徐々に雪がお目見え。すれ違った人に上は雪が沢山積もってるよと教えて貰ってなんとか頑張る。
雪があるだけでテンションが上がる。
この頃には足裏は痛くなくなっていた。なんだったんだろう?無雪期用の登山靴も靴ずれに散々悩まされ色々試した結果、スーパーフィートの緑と冬用の分厚い靴下にすることで解決したところだったのに今度の相手は冬靴か。思えば2020年は左足首もすぐ痛くなるので病院に通って、しばらく足首の筋トレをしたら痛くならなくなったこともあった。トラブルの多い足で困る。
空気がキーンとして冷たいけど、風が殆どないのでそんなに寒くない。風が吹くと一気に寒くなる。
誰かが踏み抜いた跡。結構深くなってきた。この辺でようやくアイゼンを装着。めちゃくちゃ歩きやすく、どこでも歩ける気がしてくる。
無雪期ルートと積雪期ルートの分岐の辺り。初めて積雪期ルートを登った。冬靴の重さとアイゼンの重さでいつの間にかバテバテで足がなかなか上がらないので、えっこらえっこら爺の様に歩く。
御殿山に到着したが、目的地の武奈ヶ岳はまだ遥か遠く。もう14時過ぎなので武奈ヶ岳は諦め、ここ御殿山を本日の山頂とする。雪山はまだまだ怖い。
御殿山からの展望。
山に登りはじめてすぐに買ったダイソーの折りたたみ座布団(緑のもの)は、ゴムがラメの入ったピンク色で凄くダサいけどめちゃくちゃ使い勝手が良い。後からアウトドアメーカーのものへの変更も検討したけど、100円だからどういう状況であっても全く気兼ねなく使えるのが良い。100均の強みって100円でこんなクオリティが!っていうより、100円だから気兼ねなくヘビーユースできることに尽きると思う。
ちょっと重めのプロテインバーを食べながら登ったので、ラーメンを食べたらお腹いっぱいになった。
霧だか雲だかがモヤ〜っとしている。
食ったので帰ろう。自宅から1時間ちょっとでこんなに雪があるんなら北海道行かなくていいな。
復路で夏に汗でビチャビチャになりながら登った蓬莱山のスキー場が見えた。
分岐からの展望。綺麗だけどそろそろ暗くなるので早く帰りたい。こんな時間でもまだ登ってくる人達が居て(しかも軽装)、大丈夫かなと思う。
16時前に駐車場に到着。山に雪があるだけでこんなに楽しいの!?ってくらい楽しかった。死ななくてよかったぜ。
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