琵琶湖 白浜荘オートキャンプ場でテント泊をしてきた
12月6日のこと。
テントを持っている=野営したい。
空気が冷たい冬の方がキャンプしてるって感じがしそうだなと思って、山ではなく琵琶湖にある白浜荘オートキャンプ場で妻とキャンプをすることにした。今まで夏か冬のどちらが好きかというのは、そんなにハッキリとは決められなかったが、最近冬の方が好きになってきた。体が必死に熱を作っているのを感じるからである(夏は暑すぎてそれどころではない)。
なんとか荷物を車に乗せたけど今にも崩れそう。
途中で寄ったスーパーでパンを買って食べた。そのスーパーの近所の民家で銀杏とどくだみの茶葉が売っていたのでついでに購入。
ホテルが運営しているオートキャンプ場のようで、ホテルでチェックインと支払いを済ませた。今回は妻と二人で持ち込みテントで4,000円ほど。…前回の金剛山が1,000円くらいだったので、持ち込みでも意外とお金が掛かるんだなと思った。
この時期は空いているようで、デイキャンプのエリア以外ならどこでも良いとのことで端っこに陣取った。他には僕らを含めて5組しかいなかったのでとても静か。早速テントを張る。山岳テントを張っているのはウチだけ。他のグループは立派なテント+タープで設営していたので、余計にコンパクトに思えた。エアライズ1のサイズ的に、テント内では互い違いで寝る必要があるので本当に小さいのだけど。エリアとして紐で区切ってあるのだけど、与えられたエリアの1/3くらいしか使わなかった。
笑’sのB-6君(焼台)とカセットコンロ。ロケーションは最高である。遮るものはなにもない。
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次第に日が暮れていく。
体が段々冷えてくる。空のグラデーションと油絵で描いたような色合いの水面をぼーっと眺める。
西側を撮影すると光の加減でモノクロ写真のようになった。
キャンプ場の入り口。隣にあるホテルでは日帰り入浴ができるので、夕飯の準備をする前に入ったら誰も居なくて貸し切り状態だった。湯冷めするだろうと髪は洗わなかった。
風呂から上がっるともう外は冷え切っている。持ってきた服を着込んでカイロも貼って、ようやく快適な温度になった。ランタンはダイソーで買ったもの。地べたに置くと光が広がらないので、やっぱり吊るせる棒があった方が良さそう。
プシュッと乾杯する。
おでん。おでんセットみたいな、袋に具が入ったものを温めただけ。全部食べてからうどんも投入した。
こちらは炭を入れて肉を焼いていく。特にこだわりはないので、ガストーチで炭に着火して2分ほどで焼き始められる。とても簡単。B-6君にはロゴスの炭がピッタリ2個入る。
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まな板を忘れたので、何に使用するか特に考えもせずに持ってきたダイソーの鋳物シリーズをまな板代わりにした。シーズニングをしたというのにデビューがまな板代わりとは。
マッシュルームを焼く。素焼きにすると、房の中に旨味が凝縮された汁が溜まっていく。これが堪らなく美味しいらしいと妻情報。食べてみたけど、まあ、うん、普通やなという感想で一致した。
家にトウモロコシを忘れたので、行きに寄ったスーパーで買い足したトウモロコシ。甘くて美味しい。
野良猫がやってきた。丁度鶏肉を焼いていたので、橋切れを放ってやると食べていた。何度与えてもニャーニャーと鳴いている。妻が手でやろうとしたところ、しっかり噛まれてしまったことをキッカケに恩知らずの泥棒猫として追い払った。追い払らったというか、餌を与えずに無視していたらすぐにどこかへ行ってしまった。
焼台もガスコンロも地面に直置きだったので、常に前かがみで食べていたこともあってお腹が圧迫され、すでにお腹パンパン。もう炭は使わないので、B-6君に薪を投入し焚き火をしてみるもののやはり小さく、暖を取るにはかなり近づかなくてはいけない。薪は色々な太さが入ったセットをAmazonで買ったもの。B-6君では太い薪が1本しか入らないので、結果的にめちゃくちゃ薪が余った。
こういう普段と違うシチュエーションだと、普段と違う会話がでることもあるのかなと思っていたけど、至って普段どおりだった。
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ガスコンロでお汁粉を作る。甘いものはやはり別腹だった。
丁度ISSが通過する時刻に空を見ていたけどISSは見えなかった。星は沢山見えていた。
もう焼くもののない、消えゆく炭を眺めているとなんだかお骨を拾う時の匂いがした。
そろそろ寒さも限界になってきて、やることもないので歯を磨きに行った。水道水も空気もキンキンに冷えている。確か天気予報だと最低4度くらいだったと思うけど、それよりもずっと寒く感じた。
歯を磨いてテントに戻っている時に、先程の泥棒猫がネズミか何かを捕獲して貪っていた。ウチで飼っている猫と比べてなんとワイルドなんだろう。餌を与える必要などなかったようだ。テントに戻ると互い違いに寝転がって寝た。
朝になった。寒いので薪を焼べるがやっぱり暖かくない。昨日貼っていたカイロももうほんのり温かいくらいで役にたたない。ただただ耐えるのみ。
妻はカイロを貼ったまま寝たのが原因で、途中暑くて仕方がなかったそうだ。僕は逆に寒くて何度か目が冷めた。テント泊で熟睡できるようになるのはまだ先になりそう。
日の出の瞬間。
眠くて寒いのになんて清々しい一日の始まりだろう。横に伸びる雲が本当に邪魔である。
車は夜露でずぶ濡れになっていた。ガスコンロなんかも風で飛ばない程度に広げっぱなしにしていたので、全てが濡れていた。
凄いなぁ、なんて言いながらただ写真を撮りまくった。凄いなぁ。
朝7時くらいだけど、何人か近所の人が湖岸を散歩をしているのを見かけた。まるでCMのようなシチュエーションで毎日犬の散歩をしているのだろうか。
朝日を眺めながら朝ごはん。メニューは昨日のおでんの残り汁(ほぼ無い)にサトウのごはんと西京漬けの鮭を投入した雑炊風。それを食べ終わったらそそくさと撤収した。なぜなら月曜だからだ。
妻用のシュラフがバックに入れるのがかなり大変なので、畳まずに車に詰め込んだところ、行きの時よりも車内が荷物でパンパンになった。湖西道路を走っていると荷物がずり落ちてくるので、2人とも首で荷物を支えながら帰宅。月曜なので帰ったらすぐに仕事開始して慌ただしい一日だった。
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Comment
この度は当キャンプ場をご利用頂き、そして、 キャンプ場を高画質カメラでオシャレに紹介頂きありがとうございました。野良猫大丈夫でしたか?住み着いているわけではなく夕食の時間になるとどこからか不定期にやって来る為、頭を悩ませております。ケガがなかったか心配しております。初夏キャンプも大変おススメです。松林にハンモックをかけてお昼寝を楽しんで頂けます。初夏以降は必ず平日にお越し下さいですが。。。。
またお目にかかれる日を、スタッフ一同心よりお待ちしております。今年もよろしくお願いいたします。
追伸:12月6日にお声かけさせて頂き数枚写真を撮らせて頂いたスタッフです。中々レアな車に乗られてと記録しており。私がつたないiPhoneで撮った写真ですが、素材がよいのでフィアットと夕日が大変綺麗に写っております。差支えなければ送付添付先を教えて頂けると幸いです。
まさかスタッフの方に読まれているとは笑。
野良猫の怪我はありませんでした。ご心配ありがとうございます。
夏のキャンプはあまり考えていなかったのですが、確かにハンモックだと涼しくて気持ちよさそうですね!写真の送付先は先ほどメールしましたので、ご確認よろしくお願いします。