Mac大不調!ClamXAV、お前だったのか…

ClamXAVが原因でMac大不調
11月25日のこと。
いつの頃からか自宅のiMacを再起動すると、立ち上がるのに異様に時間が掛かるようになった。しかし一応すべて立ち上げて暫くすると普通に使えて、電源も数ヶ月落とさない運用なのであまり問題視していなかった。

この度、なんか再起動することがあって(なんでかは忘れた)、時間を測ってみたところ、電源ボタンを押してからログイン画面まででなんと3分25分かかった。Fusion Drive(HDDとSSDのハイブリッドというか過渡期のハード)とはいえ、そこまで遅いのは重症である。何よりも電源ボタンを押してから1分くらい起動音もせず、ディスプレイは真っ暗のまま。なんとなくバックライトがついているような点いていないような…?みたいな。

ようやく壁紙が表示されたと思っても、ローディングアイコンの位置も変だ(上図)。前述の通り電源を落とさなければ安定してるんだけど、ディスクユーティリティのFirst aidもなぜかフリーズするし、起動時の異様に長い待ち時間のせいかPRAMリセットもセーフモードにも入れないしで直しようがなくて困った。いよいよ壽命か?

かなり待ってデスクトップが表示されると、Chromeなどのアプリが勝手に起動し始めるが、ここでも更に20分くらい待たないと重すぎてまとも動かない。ここでふと過去の記憶が蘇る。そういえば起動のタイミングで重くなった時はいつもClamXAVがスキャンなりアップデートなりをしていて、いつもそいつを強制終了することで、処理速度が元に戻っていたのだ。

ClamXAVが原因でMac大不調

ちなみにこのClamXAV.appというのは、海外製のアンチウィルスアプリである。Macだからとノーガード戦法も怖いなと思って、色々試してみて一番うざくなかく、手頃な値段だったのがClamXAV.appだったのだ。

セーフブートもできない以上、疑うのはもClamXAV.appしかないので、アンインストールして再起動したところ、さっきまでの待ち時間が嘘のようにスムーズに動き、ログイン画面が表示されたではないか!

macOSになったくらいから、起動音 > リンゴマークで読み込み > ログイン画面、という表示になっている。あまりカーネル事情には詳しくないが、恐らくリンゴマーク読み込みの時点でOSを起動していると思われるので、そもそも起動音がしないということは、
OS起動前のタイミングでClamXAVが影響しているということになるのではないだろうか。

恐る恐るClamXAV.appを再インストールし直したところ、嘘のように安定稼働している。長い間引き継いで使っているMacなので、アップデートか何かの拍子に不安定になったのだろうか。ほぼ一日潰してしまったが、あまり腑に落ちない感じ。

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