氷ノ山山頂でヤマネを発見!
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10月30日のこと。
片道3,4時間掛かるので、本当は車中泊して登ろうと思っていた氷ノ山。しかし一度準備したものの面倒になって延期していた。その間に妻も登りたいというので、朝4時に起きて5時前には自宅を出発した。妻が山に登る動機は、山頂で食べるご飯は別格に美味いので、山頂で美味しいお菓子を食べればもっと美味しいハズ!というもので、漫画、山と食欲と私を地でいってるように思う。
寝付けるわけもなかったので、仕様期限切れの睡眠薬でなんとか寝て、ボーッとした頭のまま濃霧の高速道路を西へ走る。3時間半かかって登山口のある福定親水公園へ到着したものの、調べていたとおり8時過ぎではもう駐車場はいっぱいで停めることができなかった。
仕方なくそのまま駐車場を過ぎて適当な道路の脇に停めて準備をしていたのだけど、福定親水公園の手前にあった大きめの駐車場の方が近いんじゃない?ということで、来た道を戻ったんだけど、いざ登山口に向けて歩き出す時にYAMAPを確認すると、さっき停めた場所の方が近かったという痛恨のミス。ショゲながら登山口に向けて歩いていると、地元消防団っぽい車両が脇道に停めている車に注意しているではないか。やっぱ停めちゃ駄目だったんだ。
駐車場から登山口まで20分くらいかかった。
既に綺麗。山に登ると山全体の紅葉は空気で霞んでしまって見えるので、地上から見る方が綺麗だと思う。
氷ノ山も結構長い山行になる。既に9時を回っており遅めのスタートなので、できるだけ早く登りたい。
なんグループか抜かした。息も足も全然大丈夫だけど、妻がひたすら鼻をかんでいて辛そう。
「イス」と彫ってあるが、便座っぽい。苔の生え具合から誰も座ってない模様。
最初の目印の階段に到着した。
階段というより梯子だった。ちょうどこの頃の、放屁の感じから💩が近いと感じていた。
大体同じ写真になってしまうのだけど、つい紅葉は撮ってしまう。
山頂の避難小屋が見えた。
山頂ではないが避難小屋。💩は更に門に近づいているが、この辺りから背の低い笹が道の両端を覆っていて逃げ場がないし、人も多くなってきた。門を固く閉じ、山頂のトイレまで歩く他に方法はない。
車が通れそうな道が暫く続く。
目の前に大きな岩場が見えて、登っている人が確認できた。ルートにこんなの無かったと思うんだけど…。💩を感じながら登るんですか?
こしき岩というらしい。ルートから外れるが一応途中まで登ってみた。
上はこんな感じの岩をよじ登らないといけないみたいで鎖も何もないし、上がどこに繋がっているのかもよくわからない。
僕より先に登って撮影していた人。この人の足場よりも僕が立っている足場の方が悪いような場所で、ザック背負いつつ💩を感じつつは怖かったので、ここで降りることにした。
しかしなぜか目をギラギラさせた中年男性2人が登ってくるではないか!そして僕の後方の岩をよじ登って、「下にいたら危ないわ」なんていうわけ。一人しか立てないような場所に無理に登ってきてどの口が言ってんだ?と後になってムカついた。この人がもし足を滑らせたら僕も巻き沿いを食らってしまうし、僕も先に降りるとちゃんと言えなかったことを反省。
岩を降りて最後の階段へ。
山頂到着。めちゃくちゃ人で賑わっていて座る場所がないくらい。
避難小屋の屋根が三角形でシンボル的だけど、人にモザイク掛けるのが大変なので、こっちのケルンの写真を載せておく。それから無事💩をトイレに放つことに成功したので、昼食にすることにした。
昼食の準備をしていると、一人のオジサンが何かと戯れていた。
よく見るとリスのようなネズミのようなハムスターくらいの小さな生き物だ。帰って調べてみると、国の天然記念物に指定されているヤマネというみたい。人を怖がる様子が全然なかった。ヤマネが日向ぼっこしているところに場所を移し、ウトウト寝ているヤマネを眺めながら昼食にした。
こんなに近いけど一旦目を話すと保護色で意外と分かりにくい。何度か人混みに突撃しようとしたので制止し、笹薮の中へ返したんだけど、笹薮が寒いのか、すぐに出てきて日向ぼっこをする。
持って帰るわけにもいかないし、僕らも帰らないと行けないしで、隣のオネーサンに見つけて貰ってからはもう見ないことにした。多分あのオネーサンが見ているから踏まれることはないだろう。
デザートはどら焼き。
山頂よりもトイレの建物の2階の方が綺麗だった。
トイレから山頂に戻るとかなり人が減っていた。きっと団体が多かったのだろう。ヤマネもさっきのオネーサンとは別のグループに囲まれていたので、きっと踏まれないだろう。
山頂の景色は正直あまり感動しなかった。山ばっかりだったからか、笹薮で若干見にくかったからかわからないけど。
登りとは違うルートから下る。途中湿原があった。
湿原らしく苔むした木道でツルツル滑る。
かなり歩きやすい道なのにガンガン下っていく道で、思っていたよりかなり早く高度を下げられた。
この辺りが一番綺麗だったかな。
げざーん。
夏に雲取山で見たクリンソウに似ているけど親戚かな?
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帰りはスキー場を横切って40分ほどアスファルトが続く。アスファルトは面白くないので無心で歩いた。
駐車場に到着。
登山の体力をつけるために始めたランニングのオーバーユーズが原因で、最近右膝が若干違和感を感じるがあったが、今回の山行は痛みなく登ることができた。体力自体はついてきているけど、こういった膝の怪我の対策を考えてやっていくのが今後の課題だ。ランニングの本(下のリンク)を読んだところ、筋肉に柔軟性がなくて炎症を起こしているみたいで、とにかくストレッチをしないといけないようだ。登山のお陰で身体を鍛えたり、早起きしたり、長距離運転したりとやることが付きなくて困った。
さて、その前に運転して帰らないと行けないわけだけど、余程緊急時でない限りチンクを妻は運転しない。夕飯だけ食べて途中仮眠を取りつつ家に付いたのは23時。山行も8時間弱だったし1日をフルに使った1日だった。
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