WordPressでテスト環境へ一部をマージしてから本番環境に反映する
WordPressのプラグインを使用した環境移行作業のメモ。
テスト環境にて外部の人に作業してもらったはいいものの、作業期間が長かったので出来上がるまでの期間に本番環境に記事やメディアを追加した。差分のみマージするには移行プラグインが便利そう。
All-in-One WP Migration
- 完全に全てが上書きされ、差分のマージは一切されない。
- 読み込んだバックアップの状態に戻る(完全な引っ越し、復旧として使用すべき)。
- サイズが大きい場合は別途有償の拡張機能を買う必要がある。
- インポートした際にテーマ、プラグインは上書きではなく追加される状態になった。
- インポートした際にAll-in-One Migrationのバックアップファイルは上書きされず前の状態が残った。
DeMomentSomTres Export
- 差分を指定してエクスポートでき、WordPress標準のインポーターからインポートする。
- 【重要】記事のIDもエクスポート元のものが引き継がれる。
手順
- 【重要】All-in-One WP Migrationでテスト環境をバックアップする
- 【重要】All-in-One WP Migrationで本番環境をバックアップする
- ローカル環境でそれぞれのバックアップファイルから復旧できるか確認
- DeMomentSomTres Exportで本番環境から差分をエクスポートする
- テスト環境にマージする
- 記事数やメディア数、リンクの不備がないか目視チェック
- テスト環境でAll-in-One WP Migrationを使用して全てのデータをエクスポートする
- 本番環境へ6のデータをインポートする
- 不備が無いか確認する
それぞれ問題が発生した場合は、1,2のバックアップから復旧する。All-in-One WP Migrationのデータが大きすぎてDLがエラーになってしまう場合はDropboxなどにDLする。今回、テーマファイルも一部編集しているのでマージが必要だけど、テーマファイルの編集は一部なので手動でマージする事にする。できれば夜中のアクセスが少ない時に行う。
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