Mac miniをヒートガンで復活させる

もう一台PCが必要だということで、以前、Mac miniの調子が悪すぎな件という記事で書いた(GPUが死んだと思われる)、Mac miniを復活させることにした。当時、諦めた後にもう少し調べていると、オーブントースターで基盤を焼くと直るという記事を見つけていて、いつか試したいと思っていたからだ。結構オーソドックスな直し方でYoutubeにも動画がたくさんあるようだ。

今回はオーブントースターではなく、ヒートガンでやる方法にした。思いっきりプラスチックパーツがあるので、できるだけ局所的に熱を与えるべきだと思ったから。参考にしたのは以下のページ。

「構造」の再発見記 – Macにヒートガン当てて直した話

アルミホイルでGPU以外に熱がいかないように巻く。料理でもしている気分である。

完了直後。熱々のGPUの出来上がり。見た目はなんにも変わらない。ヒートガンの時間は前述のブログから。

GPUから15cm(曖昧)ほど離し2分加熱。その後7cm近づけて、1分加熱。

一応時間は図ってやったものの手で持ってやったので、距離感はかなり曖昧だった。まあもともと壊れているのでダメ元だしいいのである。

組立時、見たこと無い出っ張りでMacのガワに基盤が収まらなくなった。ヒートガンで溶けたのかはわからないが、気にせずカッターで切って捨てた。

適当なSSDをフォーマットしてインストールしようとするとエラーでインストールが失敗する。調べてみたところ、インストール用のUSBメディアを作らないと駄目な模様。ここで面倒になり、もうWindows機でやろうかな…と思ったが、結局宗教上の都合により却下、やはりUSBのインストールメディアを作成することにした。

参考(丸コピ)したのが以下のページ。世の中にはなんでもできる人がいるもんだなぁ。
Qiita – macOS Catalina で MacOS X Lion のインストールUSBディスクを作成する

ようやくLionが起動できた。


Safariが古すぎて色々なウェブページが表示されない。つい数年前まで検索バーが無いブラウザは無理!と思っていたのに、久しぶりに改めて検索バーを見るとめっちゃ邪魔な機能だなと思う。

流石にこのままでは使っていられないので、Yosemitem(10.10)にアップグレードしてみたものの、最低でもOSを10.13(High Sierra)にアップグレードしなければ、Illustratorがインストールできない事が判明。YosemiteだとまだAdobeのサイトの表示が崩れている。PCのスペック的にインストールできる最終のOSのバージョンは、High Sierraなのでギリギリセーフ。

High SierraをDLしようと思ったら、App Storeを通さなければならないようだ。しかしいくらやってもApple IDのパスワードが通らない。半時間ほど悩んだところ、2ファクタ認証で表示される番号をパスワードの後にそのまま打ち込む必要があるとようやくわかった。”PassABC”というパスワードで2ファクタ認証の番号が123456の場合は、パスワード欄に”PassABC123456″と入力するということである。ずっと2ファクタ認証用の画面が出るものだと思っていた。

ここまで操作していて以前あった画面のチラツキや、突然の強制終了もなく安定し、Illustratorも無事インストールできた。多分もう普通に使えそうだねっというところで、忙しくなってきてこのPCを使った新たな作業は一旦停止。はよ使いたい。

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